昨年、フェロー・アカデミーの映像通信講座を2つ受けたものの、
映像翻訳の求人は経験者を対象としているものが多くて、
どうやって仕事につなげたものか、、と悩んでいました。
通信講座は実際の通学よりも値段は安くなるものの、
それでも私にとっては結構なお値段。
高いけど自己投資と思って受講しました。
講座の内容そのもについては、
とても面白くて勉強になり、受けてよかったと本当に心から思っています。
細やかな添削内容にはいつも勉強させられましたし、
色々な知識を得ることができました。
講座で身につけた知識がなかったら
まず仕事にはならなさそうだと思いました。
ただ、成績がよければ先生の推薦をうけられるという
次のマスターコースという講座があるのですが
今のところ、そこには踏み出せません。
通信講座は私のように通学が不可能な者にとってはありがたいのですが
やっぱりちょっと物足りないのも事実です。
通信講座の性質上、
質問が返ってくるまで数週間かかりますし、
映像翻訳の講座を受けている人なら
フェローアカデミーの施設にある映像翻訳ツールなどを利用できますが
私のように海外にいるとそういったサービスも使えません。
受講する価値があるのかどうか、
また大きなお金をかける価値があるのか
また海外に住む私にとってどれくらい有益なものなのか、
謎だなぁと。
まぁそれを生かせるかどうかは自分次第でもあるのですが。。。
先生の推薦で仕事を得る、というのは
理想的だし魅力的ですが、
もう少し別の道も探ってみようと思っていました。
一方で映像翻訳の求人は
応募条件に経験者としているものが多いようで
なかなか応募すらできないのが現状でした。
仕事を得るための、経験を積む場所がない。
これは翻訳に限らず、そういうことってよくありますよね。
これはもう、ボランティアでもして経験を積んでいくしかありません。
・・・という、
映像翻訳者の道を目指し始めたてほやほやのわたしですが
そんなところで、未経験でも応募できる案件を見つけました。
ただし、応募条件はSST所有者ということです。
SSTは持っていないけれど買います、ということで応募したところ、
トライアルを受けさせてもらえることになりました。
フェローアカデミーの映像講座では、
受講中にバベルの期限付きライセンスをもらって
実際に使って課題を出したので使い方が分かります。
せっかく高いお金を出して習ったんだし
バベルを買おう、、と思っていました。
しかし、どの映像翻訳者の方々のブログを拝見しても、
圧倒的にカンバス社のSSTG1を使用している方が多いことを知りました。
むむむ・・・
バベルの方が価格がお財布にやさしい。
でも仕事をしたいならSSTG1という世の翻訳者の先輩方たち。
・・・そもそも、SSTってなんだろう??
SSTって、ずっと字幕作成ツールの総称だと
何の疑いもなく思っていたんですが、
SST 字幕 とかで検索すると、
もれなくカンバス社のSSTG1の内容がヒットして
バベルのことにはひっかからないんです。
SST=SSTG1ということ??
バベルとSSTG1の互換性もあるのかないのか、
なんとなくはっきりしたことを調べきれず。
バベル SST で検索しても
過去にその2社間で訴訟があったとかどうとか
そんな話ばかりでてきて
なかなか欲しい情報にたどりつけず。
とりあえずまずバベルの無料体験版をインストールしてみました。
もしかしたらトライアルは無料版で事足りるかも、
とほのかな期待を抱きつつ。
しかしダウンロードしたものの
エラーメッセージが出て起動できず。。
なぜだろう??
通信講座の期限付きライセンスは問題なく起動できたのに。
もしや一回期限付きライセンスを使ったことで
体験版を使えなくなったのか?
マニュアルを見ると、微妙に私の画面と違う部分もあって
ググってもバベルのウェブサイトを見ても
解決方法がみつけられません。
ウェブサイトには無料版のサポートはしません、
と書いてありましたし。
そしてまた振り出しにもどって、
いろいろ考えたあげく、
世の先輩方にならってSSTG1にしようと思いました。
いざSSTG1を買おうとすると
なんとドングルなるものが必要とな!
ドングルって??
ドングリ??
私にとってはまずそこからの話です。。
昔、フォトショップとかその辺の割と高めのソフトを買ったときも
ドングルなんてついてきませんでした。
インストールしたらさくっとすぐに使えるという気持ちでいたため
かなり驚いたのと、焦りました。。
このままではトライアルの時期に間に合いません。
応募先には恥を忍んで正直に事情をお話したところ
ドングルが届くまでお待ちくださるとのと。。
ほんと感謝しかありません。
これはもう全力を尽くしてトライアルを提出するしかないので
とりあえずSSTG1の購入手続きを進めました。
購入手続きそのものは
なんだかちょっと面倒くさかったかも。。
ウェブサイトで個人情報を全部入力したあと、
海外在住者は住所を改めてメールで送らないといけませんでした。
ドングルも今はコロナで海外へのEMSの発送が停止されているとのことで
FedExの実費の配送料14,000円を自己負担しなければいけませんでした。
日本に住む姉や母からの小包は普通に届いているのですがね。。
母は郵便局から送っているらしいけど
EMSとはまた別のものなのかしら、、?
なんでだろうなぁ、、、という疑問がちょっと心にありましたが
FedExのほうがトラッキングやら保証やら
しっかりしているイメージはありますし
ある程度値段のあるものだとEMSはだめなのかも、
と特にそこはつっこまず。
支払方法も海外在住者はクレジットカード決済は選べず、
送料やアメリア会員割引やらをプラスマイナスして計算した後の
最終金額をメールで教えてもらったあとに
銀行振り込みということでした。
ウェブサイトに入力したことを結局メールでやりとりする感じで。
・・・最初から購入希望の方はメールください、にすればいいのでは?と思いました。
それでもメールの対応や返事は丁寧でとても早くて
最終的な注文から3日くらいでドングルが届きました。
たしかにEMSだとこの速さはないのかも。
しかも、製品にのマニュアルやFAQなどもわかりやすくて
基本的操作のYouTube動画もあったりして
これがかなり役立ちました。
受注から納品までの作業の流れが動画で見れるのです。
このYouTubeはほんとありがたかったです。
セットアップの途中や使用中にエラーがでても
FAQやマニュアルで全てさくさく解決です。
おかげでトライアルに取り組むことができ
無事に提出もできました。
やっぱり、こうやって実際にトライアルを通して
通信仕事の疑似体験をするっていうのは様々な気づきがありました。
講座で毎回5分程度の動画をひとつづつ丁寧に訳すのとは違い
締め切りがある中で、どういう時間配分にするのかを
真剣に考えながらの作業になります。
普通のビジネス翻訳とは違って
スポッティングなどの、
翻訳以外の作業があるという実感。
慣れるとサクサクできるのでしょうか?
私は時間がかかってしかたありませんでした。。
ビジネス翻訳でも最終的には全体のバランスを見る必要がありますが
動画ほどではないと思います。
トライアルの時期をずらしてまで受けさせてくださった
翻訳会社に本当に感謝していますし
訳文を見ていただく時間をとっていただくわけですから
自分のベストを尽くしました。
しかし、実力はまだまだな気がしてなりません。。
やはり、英語力と日本語力を伸ばすことが必要だなぁと思いました。
1週間、このトライアルのために本業を休みましたが、
とても価値ある1週間だったように思います。
それにしても、SSTG1高かったなぁ。。
映像翻訳はほんと、初期費用がかかるのですね、いろいろと。
ランキングに参加しております。ぽちっとお願いします。
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿